Brest disease

乳腺の病気について

乳腺症

乳腺組織に起こり得る様々な変化の総称であり、月経周期や妊娠に関連しエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが体内に分泌されますが分泌量は一定ではなく月経周期や妊娠期間によって大きく変動します。その変動に応じて乳腺組織の生理的変化が起こり女性において一般的にみられるものですが、乳腺の反応が強く生じた場合、しこり、痛み、腫脹感といった自覚症状を伴うことがあります。
マンモグラフィ、超音波検査にて診断されますが時には細胞診検査、針生検(組織検査)を経て診断に至ることもあります。
治療は経過観察が一般的ですが、痛みが強い場合は鎮痛剤による保存的治療が行われることもあります。

乳腺症

乳腺炎

乳汁のうっ滞(とどこおり) や細菌感染によって起こる乳房の炎症で、乳房皮膚の赤み、いたみ、膿、しこりが自覚症状としてみられます。授乳期には乳汁の乳房内のたまりによる炎症(うっ滞性乳腺炎) が多くみられます。乳頭から細菌が侵入すると化膿性乳腺炎(かのうせいにゅうせんえん) となって、膿が出るようになります。症状の改善のため皮膚を切開して膿が出やすくする処置が必要となることがあります。また、授乳期以外に乳房の広い範囲に乳腺炎が起こることもありますが、原因はよく分かっていません。
「日本乳癌学会 患者さんのための乳癌診療ガイドラインより引用・改変」

乳腺炎

乳腺線維腺腫

乳腺線維腺腫とは乳房の良性腫瘍で10歳代後半~40歳代に好発する腫瘍で、触ってみるとよく動きます。マンモグラフィや超音波検査などの画像検査や針生検で線維腺腫と診断されれば原則経過観察の方針となりますが、急速に大きくなる場合には手術を検討します。
「日本乳癌学会 患者さんのための乳癌診療ガイドラインより引用・改変」

乳腺線維腺腫

葉状(ようじょう)腫瘍

初期のものは線維腺腫に類似していますが急速に大きくなることが多いのが特徴です。ほとんどは良性(良性型)ですが、中には良性と悪性の間のもの(境界型)、転移を起こす可能性がやや高い悪性のもの(悪性型) があります。治療は原則手術による腫瘍の完全摘出で、再発を回避するために腫瘍よりも少しおおきめの範囲を摘出しますが、乳房全体を占める ような大きな腫瘍の場合は乳房切除術(全摘術) が必要となることもあります。針生検で線維腺腫と鑑別困難なこともあるため、臨床経過から葉状腫瘍を疑う場合には手術の方針となります。
「日本乳癌学会 患者さんのための乳癌診療ガイドラインより引用・改変」

葉状(ようじょう)腫瘍

乳がん

腫瘍は良性腫瘍と悪性腫瘍に大別され、「がん」は悪性腫瘍のうちの一つであり、乳がんは乳腺組織に発生するものです。乳腺組織の中でもほとんどが乳管(にゅうかん) に発生しますが小葉(しょうよう) に発生することもあります。いずれ以後の治療方針にかかわる重要なポイントは乳管(或いは小葉) の外部に拡がっている(拡がることを浸潤(しんじゅん) といいます) か否かです。浸潤を伴っていない場合、非浸潤がんといいますが、治療は手術で取りきることです。浸潤を伴っている場合、浸潤がんといいますが、乳管(或いは小葉) の外部に存在する血管やリンパ管にがん細胞が入っていき(脈管侵襲といいます)、血管内に入った場合、血流にのって全身に回ってしまいます。つまり全身病と考えなければならず、治療の基本は全身治療、即ち薬物療法であり、転移を抑制することに寄与します。

乳がん

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